よくある質問「HunterLab Vistaのディディミウムフィルターのテスト結果をSPCチャートに時系列でプロットし、傾向を調べています。430nmと570nmのフィルターが徐々に減少しているのがわかります。何が起こっているのかを理解する手助けをしていただけますか?"

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ディディミウムフィルターテストは、センサーが工場で最後に波長較正されてから数ヶ月、数年にわたり、装置の光路の波長アライメントが一貫していることをユーザーが自己証明できるように設計された装置診断テストです。

通常、HunterLab VistaとUltraScan VISでは、青側(430 nm)と赤側(570 nm)の2点をモニターします。結果が試験基準内であれば、装置の波長校正はメーカー仕様の範囲内であると考えられます。

ディディミウムフィルターの430nmにおけるCQXTの許容誤差は±1%で、これはディディミウムフィルターの鋸歯パターンを読み取る際のディテクター上のシングルピクセルからのシグナルを表しています。この1%の許容誤差は、約0.2nmのシフトを意味し、10nmのスペクトルデータを報告する装置において、長期にわたる波長の一貫性を検証する上で非常に敏感な値です。

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SPCチャートではルール違反が指摘されていますが、このテストでは波長430nmで±1%の許容範囲内に収まっています。このルールは、複数のデータポイントが一方向にわずかに下がるという統計的な違反に基づくもので、色の機器測定において有意性を示すには少なすぎるとしても、ランダム性の欠如を示していると推測されます。

IPA(イソプロピルアルコール)で湿らせたキムワイプで両側のディディミウムフィルターをクリーニングし、430nmと570nmの両ポイントを経時的にモニターし続けることをお勧めします。もしシフトが全身的で著しくなれば、SPCの結果は下限値に向かって進むでしょう。